生きる英語とは

今回は英国での勉強事情について話したいと思います。

こちらでは、(地域によって違いもありますが)10年生から11年生にかけてG.C.S.E. (General Certificate for Secondary Education)という資格取得を目指します。これは日本でいうと中学生の時期です。GCSE レベルでは、必修科目の英語、数学、化学、物理、生物に加えて4つの教科を選べます。ちなみに私は地理、歴史、美術と日本語を選択しました。GCSE を終えると義務教育は終了するんですが、大半の子は A-level に向けてそのまま Sixth-form (日本でいう高等学校)に進みます。

A-level は2年間で修得できるのと、こちらでは9月始まりなので、私は嬉しいことに日本の高校生よりも少し早く大学生になります…! A-level は、AS と A2 に分かれていて、AS を12年生で、A2 を13年生で勉強します。(私は最終学年の13年生です。) A-level では普通4科目(自信と実力がある子はなんと5、6科目とる人もいます)を選択して、A2 に進級した時点で普通1科目落とします。なので、最終的に自分が選んだ3科目を広く深く勉強する仕組みになっています。

GCSE と A-level を勉強してきて改めて感じたのが、英国では10代の子たちが将来について考え始める歳が早いな、ということです。14歳、GCSE を始める時点ですでに選択する科目によって将来の方向性が定められます。A-level になるともう将来なにがしたいか、大学に進学するならどの分野のスペシャリストになりたいか…等等、色々考えながら慎重に科目選択します。これによって、一度決めた道を戻るのは難しくなるかもしれませんが、個人的にはとても良いことだと思います。

若くして自分がやりたいことなんて、誰も100%確信してる人はいないですよね。でも、早い時期から将来について考えさせられることによって「なんとなく」という緩々した姿勢で生きてゆくことが出来なくなり、自分自身なにを手に入れたいのか真剣に考え始めるきっかけになると思います。

さて、勉強に関連することで、よく香港や中国の子から「萌はどうやって英語習得したの?」とか、渡英したときから私を知っている先生方に「萌の英語の上達ぶりにはびっくりするよ」なんて嬉しいコメントをもらいます。(それでも私の英語はまだまだ未熟なのでもっと流暢に話せるようになりたい…!)

留学始めの1年間は毎日厳しくて、授業なんかも電子辞書を片手にほとんど何も理解出来ずにノートをとっていました。その後、一気に上達したのが2年目です。その時期に、友達も増えて積極的に英語を話すようになり、そこから読む力・書く力が上達しました。日本にいてよく感じるのが、文法は完璧なのに全く話せない人が多すぎるということです。英語力上達には、文法が間違っていても気にせずに、「伝えよう」という熱意のこもったコミュニケーションをとる姿勢だと思います。(全く違う2つの単語を混ぜ合わせた自分で作り上げた単語を言ってしまったり、表現が混ざって面白おかしいことを言ってしまったり、意外と友達と盛り上がる時もあります。)

他には、私は英語の本をたくさん読むようにしています。原版が英語で日本語に翻訳されている本なんかは特に英語のままで読んだほうがより楽しめます。まだ慣れていなかったら、日本語の本を読んでから英語を読んでもいいし、翻訳文よりも最初に筆者が使った言語で読んだほうが微妙な表現の違いなんかも理解できます。

あとは、意外と英語の音楽を聴いているだけでもかなり上達すると思います。好きなバンドを見つけて、何度も聴いていると自然と歌えるようになる…そうすると歌詞の意味が知りたくなって、パソコンで歌詞をプリントアウト…そのうち、歌詞の中の知らない言葉を辞書で引いていたりして、知らないうちにボキャブラリーが増えているなんてことも。特に音楽だと砕けた表現や、隠喩などが多彩に使われていて、クリエイティブ・ライティングやポエム等を作成する時にも役立ちます。

英語で読書・音楽鑑賞なんかは日常生活に簡単に取り入れられると思うので、是非試してみてください。でも、一番大事なことはまずは自分から話しかけてみるというイニシャティブを活用することだと思います。少し間違っていてもいいからという軽い気持ちで話しているうちに、「使える」英語が身に付いているはずです。

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