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第1回「私自身がやりたいから、やっている」瀬谷ルミ子(JCCP事務局長)[前編]

平和を学ぶために

--留学先として英国を選んだ理由は?

S:たまたまその頃日本の新聞で、ブラッドフォード大学平和学の教授のコラムを読み、平和学というものの存在を知ったんです。紛争解決・平和学は、当時の日本には専攻できる大学がありませんでした。だから私にとって、行きたい学部、行きたい大学がはじめから英国にあった、という感じですね。でも、私のやりたい紛争解決の仕事は「現場での経験」を求められるので、先に留学に行くのか、それとも早く現場へ赴き経験を多く積むべきか、さんざん悩んだ結果、専門的な勉強をして修士号を取って、それから現場に行こうと決めました。日本の大学在学中でもインターンで実務経験は積めますので、日本にいる間に出来る限り身に付けようと。

--留学先ではどのような勉強をしていましたか?

S:英国の場合はコースワーク自体を9ヶ月、残りの3ヶ月で修士論文を書くというのが一般的で、私は最初の9ヶ月間、研究に集中していました。アメリカの場合は2年間なので夏休みの間にインターンという方法が一般的で、私も
春休みなどを利用したインターンも考えましたが、結局、9ヶ月の後すぐ、秋野豊ユーラシア基金から現地調査を行うための研究助成である秋野豊賞をいただいて、ボスニアとクロアチアに現地調査に行きました。9ヶ月間は英国にいる間に研究としては出来る限りのことをやりましたが、修士論文は現場のリアリティに即したものを書きたかったので、残りの期間で調査をしに行ったんです。3ヶ月で修士論文を書くと言っておきながら、実はボスニアとクロアチアに行った直後に、ルワンダでの仕事のオファーがあり、「もう、ルワンダで修士論文を書こう!」と思ったのですが…。仕事との両立で書けず、結局1年後に論文を提出しました(笑)

JCCPでケニア国内避難民再定住場所へ
JCCPの支援地であるケニアの国内避難民の再定住場所で避難民の子供たちと

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