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第2回「私自身がやりたいから、やっている」瀬谷ルミ子(JCCP事務局長)[中編]

2回目は、アフガニスタンの武装解除の仕事で兵士と話をしていた時のこと。現地兵士に「自分たちは日本が武装解除を担当しているから武器を渡している。これがアメリカとかイギリスだったら打ち殺してやる」と言われたんですね。私はその時、「実は日本もインド洋で米軍に給油している」とは咄嗟に言えなかった。

この二つの経験から、紛争解決という問題に関しては、日本の政府の方針と切り離して自分がやりたいことをやっているだけでは無責任になってしまう、と思いました。しかも私は大使館で働いていた立場だったため、日本の方針というものを重視した仕事をしなければならなかった。そのジレンマで、現地にいる間にいろいろと考えるようになり、アフガンの任期が終わった半年くらいの間、自分がどの方向にいくのかが分からずに、仕事をせずに過ごした時期がありました。

その後、コートジボワールで国連PKOの職員としてまた兵士と武器の仕事に就きましたが、一組織をの枠をこえた仕事をしたいという気持ちと、やはり日本人として、日本の国としての立場、国際社会での在り方に関わる部分に取り組まなければ中途半端ではないかという気持ちが消えませんでした。だからと言って日本の政府の立場ではなく、ニーズがあるのに担い手のいない形でやってみたいという気持ちがありました。

ブラッドフォード留学時代
ブラッドフォード留学時代、紛争地での支援についての課外演習を行った際のもの

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