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【妹沢奈美のwe love UK music】ようやく「物語」の続きが−−ブラー再結成

ブラー再結成の模様を映像or音源で
先ごろ、ブラーが2つの作品を発表しました。ひとつは、『ノー・ディスタンス・レフト・トゥ・ラン ア・フィルム・アバウオ・ブラー』というDVD作品。もうひとつは『オール・ザ・ピープル ブラー・ライヴ・アット・ハイド・パーク』(写真:ともにEMIミュージックジャパンより)というCD作品です。

BLUR - ALL THE PEOPLE JULY 2ND -MEDIUM.jpg 先週も書いたように、昨年、ブラーは再始動しました。ブラーといえば、オアシスとともに94〜97年のブリットポップを頂点で牽引したバンド。簡単にかいつまんで説明しておくと、93年の2nd『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』で彼らが英国文化とブリティッシュ・ビートをテーマにしたことが、ブリットポップの火付け役の一つになりました。

 同時に、急激なポップ・スター化で実はバンドが疲弊。カリスマ的な人気を誇ったギタリストのグレアム・コクソンが脱退し、しばらくバンドは3人で活動しましたが、その後はそれぞれ別の形で活動をしていました。

 そんな一連の当時の心境や、再結成に至るまで、そして再結成時の様子を余すところなくドキュメンタリー化したのが『ノー・ディスタンス・レフト・トゥ・ラン ア・フィルム・アバウオ・ブラー』です。このDVDには、ハイド・パークでのライヴ映像盤もついてきます。また、CD盤のほうではベスト・アルバムに近い選曲でハイド・パークでのライヴが行われた様子も、堪能できます。

 突然の再結成というよりは、終わらなかった物語の「続き」がようやく届いたかのようで、この一連の作品、かなり手ごたえがある内容でした。当時を知る人はもちろん、知らない人にとっても、ちょっとした90年代UKロック/ポップ史の勉強になりますよ。

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