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【日刊・英国生活】この国で時計が必需品の理由

世界中の時間の標準になっているのが、ロンドン郊外グリニッジ。ここの天文台のある場所を地球の経度0度とし、世界標準時としていることは社会常識のひとつ。

971450_big_ben_2.jpg こうなると、英国の時計はビシッと正確‥‥なイメージがありますよね。ところが、町なかの時計は一見してバラバラ。どれが正確な時刻を指しているのかわかりません。これにはいくつかの理由があります。

 まずメンテナンスされていない時計が多いこと。止まっていればまだわかるのですが、時間がずれたまま放っておかれているのは困りもの。もうひとつの原因は「夏時間」、毎年4月と10(11)月に1時間ずつ時計の針を早めたり遅くしたりしなくてはなりません。この修正が何日かずれると、すごく紛らわしいのです。ビッグベンと駅の時計は正確に時刻を示してくれていますが、このややこしい夏時間の調整などを考えると、時間は自前の時計で管理するほうが無難、というわけです。

 とはいえ英国時間は悠長といわれています。少しくらい前後しても目くじら立てる人が少ないのです。これは慣れると心地よいものですが、日本に帰ってから苦労するかもしれませんね。日本人の時間感覚だけは失わないようにしましょう。

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