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【妹沢奈美のwe love UK music】英国の夏フェス、そのユニークな側面と日本との違い

グラストンベリーをはじめ、いくつか英国のフェスに行ったことがあります。その際にやはり気づくのが、英国における「自己責任」の考え方。

Florence and the Machine official photo by Elane Constantine.jpg たとえば大雨洪水になっても、英国では慌てず騒がず、自分なりにどう対処し楽しんでいくかを誰もが考えていた気がします。

 なので、やはり英国の大フェスの空気は自由。長年のフェスの歴史が、余裕を育んだのかもしれません。たとえばグラストンベリーは、今年でちょうど40周年。それより早く、1968年にスタートしたワイト島フェスもあります。このフェスは70年のザ・フーやジミ・ヘンドリックスらの伝説的演奏で語り継がれていましたが、02年に約30年ぶりに復活。今年はアメリカ勢のラインナップが多いなかで、フローレンス・アンド・ザ・マシーンがトリ前の位置に来ていたりと、きちんと才能あるミュージシャンを選抜するフェスだと思っています。

 また、英国の大フェスの特徴は、音楽に限らず様々な表現を一つの会場内で楽しめること。コメディや大道芸をはじめ、様々な催しが開かれます。その多様性を意識した最たるものが、サフォーク州で行われるラティテュード(Latitude)。このフェスでは音楽だけでなく、映画、文学、ポエトリー・リーディング、演劇などが同じくらいの重要度でラインナップされるんですよ。

 ちなみにこのフェスの音楽部門の今年のトリ予定は、先ほどあげたフローレンス・アンド・ザ・マシーンやベル・アンド・セバスチャンなど。詩のステージにはジョン・クーパー・クラークも登場予定だったりと、幅広く様々な表現を楽しめます。実は私にとっても、いつか一度は行ってみたい英国フェスがこの、ラティテュードだったりするのです。

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