【妹沢奈美のwe love UK music】サンシャイン・アンダーグラウンド インタビュー:その2
前回に続き、今回はサンシャイン・アンダーグラウンドのインタビューをお届けします。
●"カミング・トゥ・セイヴ・ユー"という曲が冒頭にくるアルバムを、『ノウバディーズ・カミング・トゥ・セイヴ・ユー』と反対の意味のタイトルにしたあたり、何か背景に哲学があることを感じさせますが。
クレイヴ「僕の場合、全員で曲を書いたあとに歌詞を書くんだよね。曲からのムードやフィーリングを受けて書いていくというか。で、この曲を聴いてまず浮かんできたのが『ノウバディーズ・カミング・トゥ・セイヴ・ユー』っていう言葉だった。それこそ、自然にこの言葉が口をついて出てきたんだよ。で、この言葉が、アルバム全体の方向性を決めたような気がしてる。僕が得意なのは、物語を語りつくすよりも提案するような、さりげない歌詞なんだ。もしくは、少し暗めの、問いかけるような伝え方。君自身がこうやって質問してくれたように、答えを言い尽くすのではなく、それぞれが自由に想像してくれる歌詞を書くのが、好きなんだ」
●このアルバムの本編が"ザ・メサイア"という曲で終わっているのも、意味深ですよね。クレイグ「実は、この曲のタイトルがギリギリまで決まらなかったんだよね。で、マシューがタイトルをつけるのが上手くて、彼がつけてくれたんだ」
マシュー「そう名付けた理由はよく覚えてないんだけど..."カミング・トゥ・セイヴ・ユー"っていう曲があって、アルバムにはテーマもある。それと、この曲を演奏したときになんというか、幸福感があって。前向きな気持ちを持てる曲なんだ。あと、この曲の歌詞は『誰か』に向けて言ってるよね。ちょっと皮肉っぽく『救えるのか?』みたいな。そういうことが重なって、この言葉が浮かんできたんだよ」
●最後に、あなたたちはリーズの出身ですが、日本からの留学生にとってリーズは学習するのにいい環境だと思いますか?
クレイグ「うん、イエス。リーズって学生街でもあるんだよね。大学も2,3個あるし、カレッジもたくさん。音楽カレッジや映像カレッジもある。学生がたくさんいるからこそ生まれる独特の雰囲気が、あると思うな」
デイリー・スミス(B)「その割にはロンドンやマンチェスターとかに比べると小さな街でもあるから、中心部なんか20分くらいで見て回れるし、自分がどこにいるかってのがすぐにわかる。過ごしやすい、楽しい街だよ」
クレイグ「サンシャイン・アンダーグラウンドが毎月、クラブ・イベントをやってるしね! ぜひみんな、遊びにおいでよ」


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