【妹沢奈美のwe love UK music】英国音楽の次のムードがわかる?THE GREAT ESCAPEレポート その2
今年も、新人を中心としたラインナップで知られるThe Great Escapeは様々なバンドがブライトンの街を賑わしました。公式に出演表に掲載されているものから、シークレットの形で開催されるものまで、ブライトンの海辺で行われるDJ系のパフォーマンスから、ライヴハウスやクラブで行われるライヴまで......ありとあらゆる種類の音楽が鳴る現場にいるのは、それだけでも楽しいものです。
グルーヴ・アルマダやスリッツのような大御所や、エリー・ゴールディングやマリーナ&ザ・ダイヤモンズを代表格として既にUK全土で知名度を得ている新人も出演しましたし、オーストラリアや北欧をはじめとするミュージシャンたちの英国初披露的なイベントも開催。ブラッド・レッド・シューズやエイティーズ・マッチボックス・Bライン・ディザスターなどブライトンが地元のバンドたちもやはり歓声とともに迎えられます。
そんな中でも、英国の新人バンドたちがひときわ頑張っていた印象があるのが、今年のThe Great Escape。Everything EverythingやHartsのように、今年の年頭に発表されたBBCの期待の新人リストに名前が乗っていたバンドはもちろん、NMEなどの雑誌で騒がれているDARWIN DEEZやメンバーたちが17歳のEGYPCIAN HIP HOP、英国の新人なのに(?)驚異的な演奏力で会場を沸かせていたThe Chapman Familyにフロントマンのスター性が抜群なFrankie & The Heartstringsなど、個性的な顔ぶれがきちんと観客を集めています。
そうそう、3月にブリティッシュ・カウンシル大阪センターでトークイベントに出演したGold Pandaも、もちろん元気ではしっかり注目されていましたよ。ここ数年、英国の音楽は元気がないと言われていましたが、何かが変わる予兆を感じさせたのが今回の今年のThe Great Escape。それぞれの新人ミュージシャンのここからの活躍が、今から楽しみです。


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