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【妹沢奈美のwe love UK music】クーラ・シェイカー インタビュー(その1)

デビューしたのは、95年。ダイナミックなギター・リフやインド音階も使った独特の音作りで人気となり、翌年リリースしたアルバム『K』が全英初登場1位になるも、2枚のアルバムを残して99年に解散。そして06年に再結成したクーラ・シェイカーが4枚目のフル・アルバム『ピルグリム・プログレス』(ソニー)を完成させました。

KulaShaker2010portrait_byJamesLampard_600.jpg タイトルを聞くとバニヤンの同名書籍のことがまず脳裏に浮かびますが、直接的には関係ないのだそう。とはいえ歌詞を見るとまるで、一人の男が紆余曲折ある人生をゆく、壮大な物語のような1枚です。  今回は中心人物のクリスピアン・ミルズ(Vo&G)の最新インタビューを、二回にわたって掲載します。

−−新作は、まるで物語の中を旅するような作品になっています。曲たちはアルバムの全体像を決めて書きはじめましたか、それとも書いているうちに繋がりが生まれた?
「全体像っていうものは特に何もなかったんだ。とにかく僕らの心は、森に乗っ取られてしまったんだよ。心が癒されたといえばいいのかな。つまり、ベルギーの森でレコーディングをしたんだけど、森の木々、そこから覗く太陽の光、川、四季の移り変わり、鳥の囀りなど、その情景に実にスピリチュアルな印象を受けたんだ。その影響でこのような、まるでおとぎ話の中にいるような、魔法がかかったようなアルバムが出来上がったんだ。最終的に、こんな素直なアルバムができるとは思ってもみなかったよ」
−−それでは、何もない状態から始めたのですか?
「"モダン・ブルーズ"、"オフィーリア"はもうすでに書きあがっていた曲だよ。"ピーターパンよ、安らかに"も、大体スケッチ状態のものはできていた。実は、当初は、すごく騒々しいアルバムを制作しようと考えていたんだけど、この森に来て全てが変わったんだ」

Photo by James Lampard

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